龍騰斷橋は、苗栗県三義郷にある観光スポットです。
以前は旧山線の鉄道橋として使われていましたが、1935年の地震で崩壊し、今のような形を残しています。
日本統治時代に造られた鉄道の歴史を知ることができる遺構として今では人気スポットになっています。
今回は、龍騰斷橋までの行き方を紹介したいと思います。
龍騰斷橋について
龍騰斷橋は、かつて魚藤坪断橋と呼ばれていたレンガ橋で、1935年に発生した新竹・台中地震によって崩壊しました。
地震後、龍騰斷橋の西側に鉄橋を作ったことにより、斷橋はそのままの状態で放置され、現在のような遺構の観光スポットとなりました。
龍騰斷橋から少し離れたところに南斷橋という遺構もあります。
龍騰斷橋
南斷橋
龍騰斷橋の行き方
龍騰斷橋まではバスの路線がないため、タクシーで行くことになります。
最寄り駅である台鉄三義駅からタクシーで行くと良いでしょう。料金は、三義駅から「勝興駅」「龍騰斷橋」のコースで1000元ちょっとで行けると思います。
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三義駅に停車するタクシー
龍騰斷橋を観光する
100年以上の歴史を持つ龍騰斷橋
龍騰斷橋から南斷橋までは徒歩で5分くらいで行けます
橋を渡ります
南斷橋
橋の高さまで登ることができる
舊山線鐵道自行車の龍騰駅
舊山線鐵道自行車は1人220元で勝興駅-龍騰斷橋-鯉魚潭間を走ることができます
汽車のような乗り物で旧鉄道を走れます
龍騰斷橋近くには売店がなく、屋台がいくつかあるくらいなので食事や買い物は勝興駅や台鉄三義駅で済ませたほうが良いでしょう
まとめ
今回は、日本統治時代に造られたレンガ橋である龍騰斷橋についてまとめてみました。
龍騰斷橋までは、バスの路線がなく、行くにはタクシーしか手段がありませんが、旧山線の名残である龍騰斷橋は、歴史を感じる観光スポットで見応えがあります。
ぜひ勝興駅とセットで観光してみてください。
それでは皆様、台湾旧鉄道を観光してノスタルジックな台湾の旅をお楽しみください。