台湾に限らず海外旅行で必要なものと言えばネット(Wi-Fi)環境ですよね。
台湾には無料で提供している無料Wi-Fiサービスがいくつかあります。
その中でも、台湾政府が外国人観光客向けに提供している無料Wi-Fiサービス「iTaiwan」がよく知られています。
今回は、台湾旅行で「iTaiwan」を使用してみましたので紹介したいと思います。
台湾全域をカバーする無料Wi-Fi【iTaiwan】
「iTaiwan」は台湾政府が提供しているだけあって、Wi-Fiホットスポットは、台湾全土に広がっています。
「iTaiwan」は、主に公共機関や新幹線内、公衆電話などに数多く設置されています。
【iTaiwan】の登録方法
台湾で「iTaiwan」を使用するには登録が必要です。
専用サイトがあるのでそこで事前登録することができます。
iTaiwanサイト
※この事前登録はしなくても、現地の旅客服務中心で登録できます。(詳しくは下記で紹介しています)
「iTaiwan」サイトの左にある「散客線上登記」をタップします。
入国予定日、国名、パスポート番号を入力します。
下部に、生年月日、申請日数、メールアドレス、入国する空港を入力します
申請日数とは、「iTaiwan」を使用する日数を選択できます。30日・60日・90日まで選べます。
メッセージの最下部まで進み同意(Agree)します。
このような文章が出てくれば事前登録は完了です。
最初スマホで登録をしてみましたが、何度か失敗したのでパソコンでやってみたら成功しました。
もし上手く登録できなくても大丈夫です。台湾で申請しても登録できます(下記参照)
これで完了ではなく、台湾現地にある「旅客服務中心(ツーリストインフォメーション)」で最終登録をする必要があります。
【iTaiwan】の台湾現地での登録方法
「iTaiwan」は必ず現地で登録しなければなりません。
登録に必要なものは、パスポートだけです。
台湾各地にある「旅客服務中心(ツーリストインフォメーション)」で登録できます。「旅客服務中心」は、空港・高鉄新幹線駅・台鉄駅にあります。
桃園空港の旅客服務中心
高雄空港の旅客服務中心
嘉義駅の旅客服務中心
旅客服務中心の係員さんに、パスポートを渡して「iTaiwan」と言うだけで登録してくれます。
桃園空港の旅客服務中心(第1ターミナル)では、こんな資料を見せてもらいました。
旅客服務中心では、「iTaiwan」使用者の「パスポート番号」と「生年月日」を入力してくれます。
旅客服務中心の係員さんが言うには
「事前登録はしなくても大丈夫。」
「パスポートを提出すればすぐに使えます」
とのことです。
注意ポイント
使いたい場所に必ずホットスポットがあるわけではありませんし、ネットを使いながら移動ができないので思ったより不便です。
桃園空港の旅客服務中心で登録をした時に、係員さんから「あまり快適に使えませんよ」と言われて、その通りだと思いました。
ですので、上記した事前登録はしなくても、旅客服務中心にパスポートを提出するだけで、台湾で「iTaiwan」を使うことができるということです。
iTaiwanの使用方法
「iTaiwan」は、台湾全土にあるホットスポットで使用することができます。
「iTaiwan」のロゴを見かけたら、その近くで設定してみましょう。
1.スマホの「設定」でWi-Fiを「iTaiwan」に設定します。
2.ブラウザを開くと、「iTaiwan」のログイン画面が出現します。
3.「パスポート番号」と「生年月日」を入力します
※「パスポート番号」アルファベットは大文字です。
※「生年月日」は1950年1月1日なら「19500101」になります。
「iTaiwan」にチェックを入れて「登入」をタップします。
4.「無線上網認證成功」と表示されれば成功です。「開始上網」をタップしてネットが使えます。
まとめ
今回、台湾で「iTaiwan」を実際に使って登録方法や使用方法をまとめてみました。
空港の旅客服務中心で登録をした時に、係員さんから「あまり快適には使えませんよ」と言われて、実際に使ってみたら案の定、繋がらない事が多々ありました。
特に高鉄新幹線の中の「iTaiwan」は、ほとんど繋がらなかったので、あまり期待しない方が良いと思います。
普段、日本でネットをよく使用している方は、多少でもお金を出してSIMカードやWi-Fiルーターを利用したほうが、ストレスなく台湾旅行が楽しめると思います。
それでは皆様、楽しい台湾旅行をお過ごしください!