台湾に行く旅行者が増えている昨今、台湾向けのWi-Fiルーターも様々な商品が出てきています。
以前は、台湾での通信量が制限されたプラン(1日500MB制限とか)が多かったのですが、ネットをよく使うユーザーが増えてきたため、1日無制限のWi-Fiルーターが増えてきました。
その中でも、1日590円で4G回線が24時間無制限で使え、なおかつ宅配送料(往復)が無料の「台湾データ」が人気があります。
安く使えるWi-Fiルーターを台湾で使った場合、本当に快適な速さで使えるのでしょうか?
台湾各地で実際に使用してみましたので、紹介したいと思います。
台湾データで使われている中華電信の4G回線
台湾データで採用されている回線は「中華電信」の4GLTE回線です。
中華電信は、台湾最大手の通信会社で、台湾各地に電波中継基地を多数設置しているため、どこにいても安定した速度でネットを使用することができます。
2018年現在で、中華電信は台湾最多の25000台以上の電波中継基地を設置しています。
台湾Yahoo記事から
また中華電信の4G回線のエリアは、台湾全域に達しています。
下記の図を見ると、主要都市は全て緑色「50Mbps」と青色「30Mbps」で覆われているのが分かると思います。色が着いていない所は山間部です。
このように、台湾最多の基地設置数と広大な4Gエリアで、どこにいても安定したネット速度を利用することができるのです。
台湾各地で台湾データを計測してみた
○台北
台北にある「南港展覧館」の前で計測してみました。
「63.80Mbps」という思った以上のスピードが出ました
○新竹
台鉄新竹駅の前で計測してみました。
速度は「28.95Mbps」そこそこスピードがありました。
○嘉義
台鉄嘉義駅の前で計測。
速度は「33.10Mbps」スピードは申し分ないです。
○台南
台南にある赤崁樓で計測。
「22.40Mbps」とまあまあな速度でした。
○高雄
高雄の美麗島にある「光之穹頂」の前でも計測。
「69.95Mbps」という高速スピードが出ました。
計測したどの地域でも安定した速度でネットが使用できました。
さすが、中華電信の4G回線だと思います。
まとめ
今回は、4G回線が1日無制限で使えるWi-Fiルーター「台湾データ」のネット速度についてまとめてみました。
台湾データが採用している中華電信の4G回線が思った以上に安定しているので、台湾のどこにいても使用することができるでしょう。
また、これだけネット速度が安定しているで、1台のルーターを数人で使用しても問題ないと思います。
1人でスマホとタブレット、PCと複数のデバイスの同時利用にも向いているので、仕事や出張で台湾に来られるビジネスパーソンにも最適です。
それでは皆様、台湾データで快適なネットをお楽しみください。