台湾には、漢方をメインとした東洋医学の診療所がたくさんあります。.
台湾では一般的に東洋医学の診療所を「中醫診所」と呼び、漢方を処方する所を「中藥行」と呼びます。
台湾の「中醫診所」では、お医者さんはほとんど日本語が話せないので、日本人が診察するには、かなりハードルが高いですが、台北にある「生元藥局」は、日本語が話せるスタッフがいるので、東洋医学の診察と漢方の処方をしてもらえるのです。
今回は、「生元藥局」の行き方と診察から漢方の処方までの流れを紹介したいと思います。
「生元藥局」について
「生元藥局」は70年の歴史を持つ漢方薬局(中藥行)です。
漢方を処方するには、先に近くの診療所で診察を受けて、お医者さんから処方箋を頂き、漢方を処方してもらう方法になります。
「生元藥局」の店員さんは、みなさん日本語が話せるので安心して診察や漢方の処方をしてもらえます。
生元藥局
店内にある棚や壺の中に漢方が入っています
店員さんは日本語が話せます
台北駅から「生元藥局」まで歩いて行く方法
台北駅から「生元藥局」まで歩いて行くには、台北駅地下にある「台北地下街」を通って行くと近いです。
台北駅から「生元藥局」までは歩いて約20分の距離です。
※歩く速度には個人差があります
台北駅から「台北地下街」を利用すると近いです
台北駅内ホール
地下に降ります
標識の「台北地下街」の方向に歩きます
「台北地下街」の入り口
「台北地下街」に入ったら「Y21出口」から外に出ます
「Y21出口」
延平北路を進みます
南京西路の交差点に出たら右折します
南京西路を進むと左手に紫色の看板が見えます
「生元藥局」に到着しました
「生元藥局」で診察と漢方を処方してもらう方法
「生元藥局」で漢方を処方するには、まずは診察所で診察を受ける必要があります。
店員さんは日本が話せるので、「漢方が欲しいので診察がしたい」と伝えます。
そうすると店員さんが、診察所の予約をしてくれます。
運が良ければすぐに診察をしてもらえますが、お昼の時間帯ですと待たされる可能性があります。
店員さんに日本語で「診察のお願い」をします
診察所は年中無休です。(旧正月は休みあり)
12時から14時まではお昼休みになります
店員さんに案内されて近くの診察所「生元德中醫診所」に移動します
各曜日で担当するお医者さんが違います
午前と午後のスケジュールで分かれています
診察所のカウンターで診察費として「300元」を払います
この時に「名前」「年齢」「住所」「電話番号」「メールアドレス」などを書類に明記します
診察所内で名前が呼ばれるのを待ちます
名前が呼ばれたら診察室に入ります
診察室には通訳のスタッフさんがいるので安心して診察を受けることができます
診察が終了したら、処方箋をもらえます
僕の場合は、通訳スタッフさんが生元藥局まで案内してくれて、薬局で漢方の内容と価格を教えてくれました
今回は2週間分で「1940元」
人によって必要な漢方が違いますので価格は参考程度に考えてください。
生元藥局では処方箋の内容に応じた漢方を調合してもらえます
日本に帰国後、処方した漢方を飲み終わったら、日本から「生元藥局」に連絡をして国際便で漢方を送ってもらうことができます。
購入方法についての紙を頂きました
購入方法は、「メール」や「FAX」で処方箋を送って、その内容の漢方を送ってもらう方法になります。
メールの宛先は「sengyuang@kimo.com」(日本語OKです)
FAX番号は「886-2-2549-2966」(日本語OKです)
メールやFAXで注文をして、生元藥局から「漢方の代金と送料」の返事が来たら、その金額を支払い、漢方を国際便で送ってもらう流れになります。
最後に生元藥局のメールアドレスとFAX・電話番号を書いておきます。皆様の参考になれば幸いです。
生元藥局
メール:sengyuang@kimo.com
FAX:886-2-2549-2966(日本から送る場合)
電話:886-2-2555-2970(日本からかける場合)
台北駅周辺で使えるSakura Mobile
今回は「Sakura Mobile」のWi-Fiルーターを使いました。
台北駅周辺を歩く時にグーグルマップが使えるとかなり便利です。
Wi-Fiルーターがあるとネットでいつでも位置確認ができるので台北観光であると便利です。
1台のWi-Fiルーターでスマホ5台まで使えるので家族連れや友人達と一緒に使えて便利です
まとめ
今回は、台北駅から生元藥局まで行く方法と診察して漢方を処方してもらう方法をまとめてみました。
生元藥局で漢方を処方するには、診察所で診察を受けて処方箋をもらう必要があります。
診察所は年中無休ですが、お昼時間は2時間の休憩がありますので、午前中か午前2時過ぎに行ったほうがスムーズに処方をしてもらえると思います。
また、メールで事前に診察の予約をすることもできますので、必要な方はメールで先に予約をしておくと良いと思います。
メールは日本語で書いても大丈夫と店員さんが言っていました。
また漢方の支払いですが、けっこうな金額になってしまうこともあるのでクレジットカードを持っていくと便利だと思います。
それでは皆様、台北の地下街を活用して台北観光をお楽しみください。