台湾鉄道の歴史は古く、廃止になった路線がいくつかあります。
その中でも、苗栗県にある旧山線は、今では観光地化され週末は多くの観光客が訪れます。
現在は、旧鉄道の線路を電動自転車のような乗り物で走ることができます。
今回は、旧山線の勝興駅と昔の線路を走ることができる「旧山線山線鉄道自行車」について紹介したいと思います。
勝興駅について
旧山線は、三義駅から豊原駅間を走っていましたが、台中線の経路変更にともない、「勝興駅」と「龍騰駅」と「泰安旧駅」が廃止になりました。
以降は、各旧駅は観光地化され、現在は多くの人でにぎわっています。
勝興駅
記念碑には台湾鉄道最高海抜と書かれていますが、現在は阿里山森林鉄道の祝山駅の2451mが最高標高になっています
勝興駅内は開放されていて自由に歩けます
記念撮影をしている人がたくさんいます
駅付近には洒落たカフェやレストランがあります
駅前は観光地化され買い物や食事に事欠きません
勝興駅の行き方
勝興駅まではバスの路線がないため、タクシーで行くことになります。
最寄り駅である台鉄三義駅からタクシーで行くと良いでしょう。料金は、三義駅から「勝興駅」「龍騰斷橋」のコースで1000元ちょっとで行けると思います。
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三義駅に停車するタクシー
旧山線山線鉄道自行車について
舊山線鐵道自行車は、今は廃線となっている旧山線を電動自転車のような乗り物に乗って、線路の上を走ることができます。
運賃は1人220元で、勝興駅から「龍騰斷橋」や「鯉魚潭水庫」までを走ります。
上記の行程を90分で周ることができます。
舊山線鐵道自行車「勝興駅」
勝興駅から「龍騰斷橋」「鯉魚潭水庫」と寄って勝興駅に帰ってくるコースです
出発時間は1日4本。「9:20」「11:20」「14:00」「16:00」
当日にチケットを購入することは難しいので、ネットで事前予約をする方が良いでしょう
予約したチケットは出発の1時間前に受け取ることができます
乗り物は1台で4人まで乗れます
まとめ
今回は、台鉄旧山線の勝興駅の行き方と舊山線鐵道自行車についてまとめてみました。
勝興駅は、日本統治時代の雰囲気を若干残している旧鉄道駅です。現在は観光地化されとてもにぎやかになっています。
舊山線鐵道自行車は、乗り物に乗って旧路線を走れる観光乗り物です。
チケットは、当日は手に入りにくいので、興味がある方はネットで事前に予約をしておいたほうが良いと思います。
それでは皆様、日本統治時代の雰囲気を残している旧鉄道をお楽しみください。