台南には、日本統治時代からある百貨店があります。
1932年に建てられた「林百貨」は、現在はリノベーションされハイセンスな商品を販売する店舗になりました。
建物の所々には、日本統治時代の雰囲気を残しているので、買い物をしながら台南の歴史を感じることができる希少な場所です。
今回は台鉄台南駅から「林百貨」への行き方を紹介したいと思います。
林百貨について
林百貨は、日本統治時代の1932年に建てられた日本の百貨店です。
1945年の空爆後、建物は損壊し、戦後は別の建物として使われていました。
1980年頃から空きビルとなっていましたが、2014年にリノベーションされ新たな「林百貨」として生まれ変わったのです。
現在は、台湾独自のセンスある雑貨や食品を販売しています。
林百貨
店内はモダンな造りになっている
最寄りバス停は「林百貨(中正路)」
林百貨への行き方
林百貨へは、台鉄台南駅前にある南バスターミナルからローカルバスに乗っていくことができます。
台南駅前のバスターミナルは、「北」と「南」で分かれているので乗車する際は気をつけてください。
南バスターミナルから行く場合
台南駅南バスターミナルから林百貨へ行く場合は、「1号」「7号」「88号」「紅幹線」バスに乗って行くことができます。
台南駅前南バスターミナル
近くにファミリーマートがあります
1号バス
7号バス
88号バス
紅幹線
林百貨の最寄りバス停
林百貨の最寄りバス停は、「林百貨(中正路)」です。
「1号」「7号」「紅幹線」バスに乗った場合はここで下車します。
「林百貨(中正路)」バス停
88号バス停は少し離れた場所にあります
林百貨を観光する
ノスタルジックな入り口です
1階から4階まで商品が販売されています
5階はレストラン、6階は屋上(神社)
店内は古さをうまく残しながら独特な雰囲気を醸し出しています
5階はレストランになっていて食事ができます
6階は屋上で神社があります
個人的に気になったのは台湾独自で使われている「注音符號(ポポモフォ)」の文字をうまくデザインした雑貨や衣服
こういう商品を見ても林百貨のセンスの良さが垣間見えます
まとめ
今回は、台南の歴史あるデパート「林百貨」の行き方をまとめてみました。
林百貨に行くには、台南駅バスターミナルから数路線バスが出ているので、バスで行くと便利です。
林百貨は、現在はデパートと言うよりセレクトショップに近い形態なので、台湾のセンスある製品を購入することができます。
台湾の建物は、台南の林百貨や台中の宮原眼科などリノベーションをうまく活用して、昔の雰囲気を大切に保っている印象があります。
買い物が好きではない方でも、店内を歩くだけで色々と発見できる不思議な場所なので、時間に余裕がある方はぜひ訪れてみてください。
それでは皆様、台南のリノベーションされた建物でぜひ日本統治時代の雰囲気を楽しんでみてください。