台湾は、日本から「安く」「近く」「短期間」で行ける観光地としてとても人気があります。
2017年には、189万人の日本人が台湾に旅行や仕事で訪れています。
台湾は、親日で治安が良いところなので、海外旅行が初めての方や、海外が苦手な方には行きやすい国であることは間違いありません。
初めて台湾に行く方は、「台北」を中心に旅行をすると楽に移動ができるでしょう。
「台北」はMRTと呼ばれる電車や路線バスなどが充実していて、中国語が分からなくても気軽に移動ができます。
今回は、桃園国際空港から台北への行き方を紹介したいと思います。
これから台湾デビューをする方には必見ですよ。
桃園空港から台北までの行き方と時間
日本から飛行機で桃園国際空港に到着したら、台北に移動しましょう。
空港から台北までは「MRT」と「バス」が出ています。
MRTは、「桃園空港線」に乗って桃園空港(第1・第2ターミナル)から台北駅まで行くことができます。
MRTの快速に乗ると「約40分」で台北駅まで行けます。各駅停車でも「約50分」で行けます。
バスは、空港内にあるバスターミナル(第1・第2ターミナル)から台北駅まで行けます。
バスだと台北駅までは、「約1時間」で行くことができます。
MRTが開通するまでは、バスで台北まで行く方が多かったのですが、今ではMRTを利用する方がほとんどです。
それでもバスは深夜でも走っているので、遅い時間に桃園空港に到着する方はバスを利用すると便利でしょう。MRTは午後11時頃に終電になります。
注意ポイント
目的地までの時間はあくまでも目安です。
混み合う時間帯または週末・連休時には予定よりも時間がかかることがあります。
空港からMRTで台北駅へ
空港から台北駅まで行くにはMRTに乗る方法が一番スムーズに移動ができるでしょう。
桃園空港には、第1・第2ターミナルがありますが、各ターミナルにMRTの駅があるので、空港からすぐに乗車することができます。
また空港から台北駅までは、「快速」と「各駅停車」が走っているので、運良く快速に乗れれば「約40分」で台北駅まで行けます。
各駅停車でも「約50分」で行けるので、どちらでも良いと思います。
MRT車内には、無料のWi-Fi「TyMetro」がありますので、興味がある方は利用してみてはいかがでしょうか。
「TyMetro」については、別記事でまとめましたので、合わせてご覧になってください。 台北と桃園空港を結ぶMRT桃園空港線が2017年3月に開通しました。 MRTの直達車(快速線)を利用すると台北と桃園空港(第1ターミナル)間を約36分で移動できることから、多くの旅行者に利用されていま ...
【台湾Wi-Fi】MRT桃園空港線専用「Ty Metro」の使い方
また車内には、大きい荷物が置ける場所がありますので、利用すると便利です。
MRT空港線台北駅に着いたら、地下道を通って台北駅まで行けます。
台北駅からは、MRT各線や高鉄新幹線、台湾鉄道に乗り換えができます。
駅の近くにバスターミナルもあるので、バスでの移動も便利です。
台北駅
台北バスターミナル
空港からバスで台北駅へ
桃園空港内にあるバスターミナル(第1・第2)から「1819線」のバスに乗って台北駅まで行くことができます。
各バスターミナルでチケットを購入してバスに乗ります。
台北駅までは「約1時間」で行くことができます。
第1ターミナルバスターミナル
第2ターミナルバスターミナル
1819線バスの特徴として、深夜でも運行しています。
もしMRTで終電を乗り逃しても、バスならば遅い時間でも移動ができます。
深夜時間は、タクシー以外は、バスしか走っていませんので、混む時があります。時間に余裕を持って移動することをおすすめします。
空港からタクシーで台北駅へ
夜遅く桃園空港に到着する方は、タクシーも選択肢に入れておくと便利でしょう。バスは深夜でも便がありますが、深夜はバスの利用客が増えるため、並ぶ必要がある時もあります。
もし数人で台北まで移動する場合は、タクシーを利用すると1人当たりのコストが安く済むのでおすすめです。
こちらは桃園空港から各目的地への料金ですが、台北市内なら1100元から1500元くらいで移動できます。ちなみに台北駅までは「1200元」です。
目的地 | タクシー料金(目安) |
台北市内 | 1100〜1500元 |
新北市内 | 900〜2000元 |
基隆市 | 1500〜1800元 |
桃園新幹線駅 | 330元 |
桃園市 | 500〜1200元 |
新竹市 | 1200〜2000元 |
空港内には、正規のタクシーではない「白タク」がたくさんいるので、各ターミナル内にあるタクシー乗り場から乗ることをおすすめします。
第1ターミナルタクシー乗り場
第2ターミナルタクシー乗り場
桃園空港のタクシー乗り場はこちらの記事で紹介しています。 台湾の玄関口と言えば桃園国際空港ですが、空港から目的地へ向かうには色々な交通手段があります。 台北までなら、MRTやバスで行くことができますし、台湾中部や南部に向かうならMRTやバスで新幹線駅まで行き ...
【台湾旅行攻略】桃園空港でタクシーを使ったらいくらになるのか?
台北駅で使えるSakura Mobile
今回は「Sakura Mobile」のWi-Fiルーターを使いました。
台北駅周辺を歩く時にグーグルマップが使えるとかなり便利です。
Wi-Fiルーターがあるとネットでいつでも位置確認ができるので台北観光であると便利です。
1台のWi-Fiルーターでスマホ5台まで使えるので家族連れや友人達と一緒に使えて便利です
まとめ
今回は、台湾桃園空港から台北駅まで行く方法をいくつかまとめてみました。
一番簡単なのはMRTを利用して台北に行く方法だと思います。
MRTでは、「悠遊カード」が使えるので空港のコンビニなどで手に入れておくと便利です。
最近は、深夜など遅い時間に桃園空港に到着する便もありますので、遅い時間帯はバスやタクシーを利用すると便利です。
台湾の交通事情は、日本とは違いますので出発前にあらかじめ調べておくと現地に着いてからスムーズに移動ができると思います。
それでは皆様、交通機関をうまく活用して楽しい台北の旅をお楽しみください。