台北には、仏教や道教を信仰する寺院や廟が多くありますが、中でも儒教・仏教・道教を習合した「行天宮」が人気があります。
「行天宮」は、関帝廟として三国志の武将である関帝をはじめとする「五聖恩主」が祀られています。
いくつかの宗教を習合しているため、一般の寺院や廟などと比べて雰囲気が異なっているので、興味がある方は訪れて実際に体感してみてはいかがでしょうか。
今回は、台北駅から行天宮への行き方を紹介したいと思います。
行天宮について
行天宮は、元々は台北の九台街にありましたが、1968年に現在の場所に移転されました。
行天宮の特徴として「収驚」という儀式を行っており、精神の不安定を解消してくれる儀式を受けることができます。
毎日、この「収驚」を受けるために多くの人が行天宮へ訪れます。
行天宮
「五聖恩主」を参拝する方達
「収驚」を受けるために並ぶ方達
台北駅から行天宮まで行く方法
台北駅から行天宮まで行くには、台北駅からMRT板南線に乗り、「忠孝新生駅」でMRT中和新蘆線に乗り換えて「行天宮駅」まで行けます。
台北の中心である台北駅
台北駅から行天宮まで運賃は20元。悠遊カードを使うと安く乗れます
MRT板南線では「南港展覽館方面」に乗ります。
忠孝新生駅で中和新蘆線に乗り換えます
中和新蘆線に乗り換えて二駅で行天宮駅に着きます
行天宮駅
行天宮駅から行天宮に行くには3番出口から行くと近いです
行天宮駅3番出口
駅を出て松江路を進みます
松江路と民權東路の交差点に出ると行天宮の門が見えます
行天宮に到着しました
行天宮を観光する
「五聖恩主」を参拝するには「方向」と「順序」があります
写真を見て参拝する方法を理解することができます
「五聖恩主」を参拝する方達
「収驚」を受けるために並ぶ方達
大きいモニターで行天宮の各儀式を説明してくれます
日本語表示があるのが有り難い
もちろん資料も日本語版があります
観光する前に資料で理解を深めると良いと思います
行天宮の周りにはお店や屋台が多いので食事や休憩ができます
行天宮で使えるSakura Mobile
今回は「Sakura Mobile」のWi-Fiルーターを使いました。
行天宮のように人が多いところでも安定した速度でネットができました。
1台のルーターで、5台のスマホまで接続できるので友人や家族と一緒に使えて便利です。
まとめ
今回は、台北駅から行天宮への行き方についてまとめてみました。
行天宮は、「収驚」や「擲筊」など台湾の民間儀式を身近に見ることができる貴重な場所です。
また関帝は、商売の神様として祀られているので、商売に関して参拝したい方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
行天宮は、台湾人の信仰深さを間近で見ることができるおすすめの観光スポットです。
それでは皆様、台北MRTを活用して台北観光をお楽しみください。